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【清瀬市】子どもの医療費助成を詳しく解説|マル乳・マル子・マル青の違い、自己負担や申請方法まで

【掲載時点について】

この記事は公開時点の制度・条件を紹介しています。補助金・助成制度の対象者、金額、受付期間、申請方法などは変更される場合があります。申請や判断の前に、必ず東京都・清瀬市などの公式情報で最新の条件をご確認ください。

子育てをしていると、子どもの発熱やけがなどで病院を受診する機会があります。

そんなときに気になるのが、医療費ではないでしょうか。

東京都では、子どもの医療費を助成する制度が用意されており、清瀬市でも「マル乳」「マル子」「マル青」という医療証を利用することができます。

ただ、「何歳まで対象なのか」「病院ではいくら払うのか」「東京都外の病院に行った場合はどうなるのか」など、実際に利用するまで分かりにくい部分もあります。

この記事では、清瀬市で子育てをする場合に利用できる子どもの医療費助成について、2026年9月時点の情報をもとに、できるだけ詳しくまとめます。

※この記事は2026年9月時点の公開情報をもとにしています。医療費助成制度は変更される場合がありますので、実際に利用する際は清瀬市・東京都の最新情報をご確認ください。

清瀬市の子どもの医療費助成とは?

清瀬市では、市内に住所があり、医療保険に加入している子どもを対象として、保険診療にかかる自己負担分を助成する制度があります。

対象となる年齢によって、

  • マル乳
  • マル子
  • マル青

の3つの制度に分かれています。

マル乳・マル子・マル青の違い

医療証対象年齢主な対象
マル乳0歳~小学校入学前乳幼児
マル子小学生~中学生義務教育就学児
マル青高校生等の年代15歳~18歳年度末

マル乳

マル乳は、0歳から小学校入学前までの子どもが対象です。

正確には、0歳から6歳になった後の最初の3月31日までが対象となります。

マル子

マル子は、6歳になった後の最初の4月1日から、15歳になった後の最初の3月31日までが対象です。

小学生・中学生の年代が対象と考えると分かりやすいでしょう。

マル青

マル青は、15歳になった後の最初の4月1日から、18歳になった後の最初の3月31日までが対象です。

高校生の年代をイメージすると分かりやすいでしょう。

マル乳・マル子・マル青は所得制限がある?

ここは以前と制度が変わっているため注意が必要です。

清瀬市では、2024年10月からマル子・マル青の所得制限が撤廃されています。

そのため、現在は所得が高いことを理由として、マル子・マル青の対象外になるという所得制限はありません。

ただし、医療証を利用するためには、対象となる子どもが清瀬市内に住所を有していることや、医療保険に加入していることなど、制度上の条件があります。

また、生活保護を受けている場合や児童福祉施設等への入所など、一部対象外となるケースがあります。

実際に病院へ行ったら、いくら払うの?

ここが一番気になるところではないでしょうか。

清瀬市の制度では、マル乳とマル子・マル青で自己負担の扱いが少し異なります。

マル乳の場合

マル乳では、保険診療の自己負担分を全額助成します。

そのため、対象となる保険診療については自己負担がありません。

例えば、健康保険が適用される診療で自己負担額が3,000円になった場合、その3,000円が助成されるイメージです。

マル子・マル青の場合

マル子・マル青では、通院の場合、1回につき200円を上限として自己負担があります。

それを超える保険診療の自己負担分については助成されます。

例1:自己負担額が500円だった場合

500円-200円=300円
となるため、窓口で支払うのは200円です。

例2:自己負担額が2,000円だった場合

2,000円-200円=1,800円
となるため、窓口で支払うのは200円です。

つまり、通常の通院であれば、マル子・マル青では「1回200円」が一つの目安になります。

入院の場合はどうなる?

入院の場合は、マル子・マル青でも扱いが変わります。

清瀬市では、入院にかかる医療保険の自己負担額を助成しています。

そのため、対象となる保険診療については自己負担がありません。

ただし、入院時の食事療養標準負担額など、助成対象外となる費用があります。

「入院=すべて無料」という意味ではない点には注意が必要です。

薬局で薬をもらった場合は?

薬局で処方箋に基づいて薬を受け取る場合も、助成の対象になります。

マル子・マル青でも、調剤にかかる医療保険の自己負担額は助成されるため、自己負担はありません。

つまり、

  • 病院の通院 → 原則200円
  • 処方された薬 → 自己負担なし
  • 入院 → 保険診療分は自己負担なし

という違いがあります。

ただし「何でも無料」ではありません

ここは非常に重要です。

医療費助成の対象になるのは、基本的に健康保険が適用される医療費です。

そのため、健康保険の対象にならない費用は助成されません。

清瀬市では、例えば次のようなものが対象外となります。

  • 健康診断
  • 予防接種
  • 薬の容器代
  • 文書料
  • 差額ベッド代
  • 入院時の食事療養標準負担額
  • 一部の選定療養・評価療養

そのため、「医療証を持っていれば病院に関する費用が全部無料」と考えないことが大切です。

東京都外の病院を受診したらどうなる?

清瀬市で生活していると、埼玉県など東京都外の病院を利用する機会もあるかもしれません。

この場合は注意が必要です。

清瀬市の医療証は、東京都外の医療機関では原則としてその場で使用できません。

そのため、東京都外の病院を受診した場合は、

  1. 健康保険の情報を提示する
  2. 窓口で自己負担分を支払う
  3. 領収書を保管する
  4. 清瀬市へ医療費助成の申請をする

という流れになります。

助成対象となる金額については、後から指定口座へ振り込まれます。

都外受診では「領収書」が重要

東京都外で受診した場合、払い戻しの申請には領収書の原本が必要です。

清瀬市によると、患者氏名、診療年月日、保険診療総点数または総金額、保険診療の自己負担額、医療機関名など、必要な情報が記載されている必要があります。

そのため、東京都外の病院に行ったら、領収書は捨てないということを覚えておくと安心です。

郵送による申請も可能です。

出生直後など、健康保険の情報がまだ確認できない場合

赤ちゃんが生まれた直後など、まだ健康保険の資格確認ができない状態で医療機関を受診することもあります。

その場合、医療費をいったん10割負担するケースがあります。

清瀬市では、このような場合はまず加入している健康保険に対して「療養費」の請求を行い、健康保険から支給決定通知書を受け取った後、清瀬市へ医療費助成の申請をする流れとなっています。

こうしたケースでは、病院の領収書を捨てないことが特に重要です。

医療証は自動的にもらえる?

いいえ。

医療費助成を利用するには、医療証の交付申請が必要です。

出生や清瀬市への転入などで対象となった場合は、必要書類をそろえて申請します。

清瀬市では、子ども支援課で申請できるほか、郵送による必要書類の提出も可能です。

また、必要書類が一部不足していても、まず交付申請書を提出できる場合があります。不足書類については後から提出できます。

申請に必要なもの

2026年時点の清瀬市の案内では、主に次のような書類が必要です。

  • 医療証交付申請書
  • 子どもの医療保険情報を確認できるもの
  • 申請者・配偶者のマイナンバーカード
  • 来庁者の本人確認書類

などです。

出生の場合などは、必要となる書類が異なる場合があります。

申請期限にも注意

出生や転入による医療証の申請には期限があります。

清瀬市では、申請が遅れると医療証の対象とならない期間が発生する場合があります。

特に赤ちゃんが生まれた直後は、

  • 出生届
  • 健康保険の手続き
  • 児童手当
  • 医療証

など、手続きが一気に増えます。

医療証についても忘れずに確認しておくと安心です。

学校でけがをした場合は少し注意

学校や保育所などの管理下で発生したけがについては、通常の医療費助成とは別に、日本スポーツ振興センターの災害共済給付の対象になる場合があります。

清瀬市では、学校管理下のけがについては、医療機関を受診する際に医療証を使用せずに受診するよう案内しています。

「子どものけがだから、とりあえず医療証を出せばいい」とは限らない点に注意しましょう。

交通事故などの場合も注意

交通事故など、第三者によってけがをした場合も通常の医療証利用とは扱いが異なります。

原則として、加害者側に損害賠償の責任があるため、医療証を使用せずに受診するよう清瀬市が案内しています。

こうしたケースでは、病院や清瀬市に状況を説明しながら手続きを進める必要があります。

高額な医療費になった場合は?

子どもの医療費助成とは別に、健康保険には高額療養費制度があります。

同じ子どもについて、同じ診療月・同じ医療機関で一定額以上の医療費が発生した場合、健康保険から自己負担限度額を超えた分が支給される制度です。

高額療養費に該当する場合は、まず加入している健康保険へ請求する必要があります。

そのうえで、清瀬市の医療費助成についても必要な手続きを行います。

つまり、健康保険の制度と、清瀬市の子ども医療費助成は別の制度と考えると分かりやすいでしょう。

清瀬市で子育てする場合の医療費助成を整理すると

年齢医療証通院入院調剤
0歳~小学校入学前マル乳自己負担なし自己負担なし※自己負担なし
小学生~中学生マル子原則1回200円自己負担なし※自己負担なし
高校生等マル青原則1回200円自己負担なし※自己負担なし

※保険診療分。入院時の食事療養標準負担額など、対象外となる費用があります。

清瀬市の子ども医療費助成で覚えておきたいこと

① 医療証は申請が必要

対象年齢になれば自動的にすべて手続きが完了するわけではありません。

出生・転入などの際には申請を確認しましょう。

② マル子・マル青は通院1回200円が基本

小学生・中学生・高校生等では、通院時に1回200円の自己負担があります。

③ 薬局や入院は扱いが違う

マル子・マル青でも、調剤や入院の保険診療分については自己負担がありません。

④ 東京都外ではその場で医療証が使えない

埼玉県など東京都外の病院を利用する場合は、いったん自己負担分を支払ってから清瀬市へ請求する形になります。

⑤ 領収書は大切に保管

都外受診などで払い戻しを受ける場合、領収書が必要になります。

⑥ 「医療費が全部無料」ではない

健康診断、予防接種、文書料、差額ベッド代、入院時の食事療養費など、助成対象外となる費用があります。

東京都の制度なので、医療証の更新にも注意

マル乳・マル子・マル青は東京都の制度ですが、実際の申請や運用は各区市町村が担当しています。

東京都では、これらの医療証は毎年10月1日に更新されます。

2026年10月1日から2027年9月30日までの医療証についても更新が予定されています。

そのため、医療証を持っている家庭では、古い医療証のまま受診しないよう、有効期限を確認しておくことも大切です。

【保存版】受診時に迷いやすい場面別チェック

マル乳・マル子・マル青の医療費助成は便利ですが、どこで、どのような理由で受診したかによって取り扱いが変わります。実際の受診・申請前に、清瀬市の最新案内を確認しましょう。

よくある場面最初に確認すること
東京都内の医療機関での通常の受診医療保険の資格情報と、有効期限内の医療証を用意。助成対象外の費用もあり
埼玉県など東京都外での受診医療証をその場で利用できない場合がある。窓口で支払い、領収書などを保管して払い戻し手続きを確認
学校・園の管理下でのけが災害共済給付との関係があるため、学校・園と市の案内を確認。通常の医療証利用と扱いが異なる場合あり
予防接種・健康診断・文書料など保険診療外は原則として助成対象外。受診前に対象費用を確認
年度切替・就学・転入医療証の有効期間、送付・新規申請の要否を確認

東京都外で受診した後に行うこと

  1. 患者名、診療日、医療機関名、診療点数や自己負担額などが分かる領収書を保管する。
  2. 領収書の内容に不足がないか確認し、加入保険・対象診療に応じて必要書類を調べる。
  3. 清瀬市の申請窓口・郵送手続き・期限などを公式情報で確認して提出する。

状況によって必要書類や給付の順序が異なるため、自己判断で領収書を処分しないことをおすすめします。

公式情報:清瀬市:都外診療・補装具等の手続き/清瀬市:医療証の更新・送付

まとめ

清瀬市では、子どもの医療費について、マル乳・マル子・マル青という3つの制度を利用することができます。

対象年齢は、

  • マル乳:小学校入学前
  • マル子:小学生・中学生
  • マル青:高校生等

となっています。

また、清瀬市ではマル子・マル青の所得制限が2024年10月から撤廃されています。

一方で、すべての医療費が無料になるわけではなく、健康保険の対象外となる費用や入院時の食事療養費などは助成対象外となる場合があります。

さらに、東京都外の医療機関を受診した場合には、いったん自己負担分を支払ってから清瀬市へ請求する必要があります。

子どもがいる家庭にとって、病院を受診する機会は決して少なくありません。

「子どもが病院に行ったら、どこまで助成されるのか?」をあらかじめ知っておくと、いざというときにも安心です。

公式情報

制度は変更されることがありますので、実際に申請・利用する際は公式情報をご確認ください。

清瀬市:乳幼児・義務教育就学児・高校生等の医療費助成
清瀬市公式サイト

東京都:マル乳・マル子・マル青
東京都福祉局

※本記事は2026年9月時点の公開情報をもとに作成しています。制度改正等により内容が変更される場合があります。